I-LAND感想文⑥ 第2話 濃…厚…ッな裏切りプレイすな
前回のあらすじ
12人決めてねって言ったのに16人になっちゃった！お前らのせいです。
責任持って4人殺してくださいってダンガンロンパでも一人ずつ丁寧に殺すやろがい
何度見ても心が無い。
前回の脱線した記事はこちら
I-LAND感想文⑤番外編 2話に行く前にキャラのおさらいしようね - asayaだよ
2話ですよ～～～～！！！わーいわーい！全然元気になれないんですけど。
アイドルの蟲毒オーディションI-LAND、感想文…感情文…？ようやく2話です。お待たせしましたここからが本当の地獄です。
・BTSのようなグローバルK-POPアイドルを目指す、歌って踊れる23人の男の子の物語だよ！
・森の中の閉鎖空間での隔離生活を送るよ！
・上位グループ12人は寝泊まり、下位グループ11人は毎日寮に帰って出勤するよ！
・毎週テストをして上位グループと下位グループで入れ替わりがあるよ！あるかもしれないよ！
・デビューできる人数はまだひみつだよ！12人？そうかもしれないね！
・入場テストで上位グループ12人を選んでほしかったのに16人になっちゃった！自分たちで4人殺してね！ちゃんと責任とろうね！
次回予告で流れていた、パントリーのご飯を見て喜ぶダニエル、一緒にやっていきたいとヒスンに伝えるセオン、寝室で二人で話すダニエルとウィジュが印象的でした。まてまて寝室で話すな。私は君らが生まれたくらいの時から腐女子やってるプロだぞ。
そしてやっぱり、1話ラストからのニキタキの絡みからのニキの「タキくんを落とす」発言、運営側の意図した編集切り抜きなんだな～ってすごく思うんですよね。そりゃ他国から参加してる同い年の二人を観察してたらなんか片方が裏切ろうとしてる！ってなったらそこ切り抜きますよ。当たり前。2話への引きとしては完璧すぎる。同時に最低すぎる。
そうしてアイランドに辿り着いた16人！天国のような練習空間！ご飯もいっぱいのパントリー！衣装や練習着があるアイテムルーム！きれいな寝室！（これから幽霊騒ぎやハエや蚊に悩まされるとは知らず…）そして投票ルーム…
『投票は2時間後だよ！よろしくね！』
「いやだ～～～～～～～～～！！！！！」
という感じであっという間に流れていく時間。
『運命共同体』って、この蟲毒オーディションのテーマなんでしょうけど、急に言われてどうこうできるものではない。
デビューしたユニットのことをそう呼ぶなら分かる。でも『お前らが上手くできなかった責任を取ってお前らで殺す人間を選べ』っていうのは運命共同体って言うんですかね…果たして…
この時、みんな疑心暗鬼みたいになってるの普通に最低最悪で見てられないな～って思っちゃうんですよね。本当にさっき見た入場テストと、この2時間どう過ごすかだけで判断される。入学式初日にコロシアイすな。
多くの志願者が『一緒にやっていくなら』で名前をあげる男、イ・ヒスン。
TXTメンバー候補だった過去を持ち、練習期間も長く実力が高いということもパフォーマンスから見て取れる。簡単な話し合いの中でも穏やかな性格のようで、よく笑う。
そしてもう一人、多くの志願者に対し親しげに話す男、チェ・セオン。
実力不足を意識し、生き残るためならなんでもすると積極的に絡んでいくセオン。結論から言うと、私はI-LANDを通してセオンのことをサークルクラッシャーだなと思うことになるんですけど、今は完全にサークラサークラ言ってた頃の自分をぶん殴って改心させたいと思っています。
以前、Twitterで「I-LANDを語るならセオン単品語りできるようになってから出直せ」みたいなツイート見かけたんですけど、推しだけ語れれば良いだろと思う反面、「セオン単品語り」ができるくらい見てみると気付きが多すぎるんです。セオンという男がなにを思ってずっとアイドルという途方もない夢を追いかけて青春全部捧げてきたのか、自分より年上の志願者は全員外国人という環境の中で、『韓国人最年長』という立場をどう解釈して初めての投票に臨むのか。
まあそれは置いといて！
ニキとタキ2人でキッチンでドリンク飲みながら話すシーン、とにかく楽しそうなタキ。一瞬ですけどAgust D '대취타を歌って踊るところがあるんですね。
Agust DはBTS SUGAのソロ名義。タキはSUGAのような雰囲気のあるイケメンになりたいとインタビューで発言。わかり～～～～
この曲！！！！！大好きなんです！！！！！なにってMVが。これもたまたま関連曲で流れてきたんですけど、なんだこれ。新暗行御史の香りがする。
懐かしくなって全巻実家から持ってきてアニメの円盤もメルカリで買いしました。最高。
それをタキが口ずさんでくれたの～～嬉しいなぁかわいいなぁ
この時のニキ、ずっとタキのこと品定めしてるような発言ばっかり上から被せられてて、じゃあスタッフもこのチームの中で一番編集がヘタクソだと思う人間、編集チームにふさわしくないと思う人間4人殺してくださいってやってみればいいんじゃない？って思いました。
一方その頃、私の推しカプのダニエルとウィジュなんですけど。（推しカプ言うな）（RPSの話ではなく、おたく特有の『付き合っとるんか』という感情です大丈夫です）
ここのダニエルを訪ねたウィジュ、というかこの二人回りはどっちの発言なのかがとても重要なところが多いと思ってるので日本語字幕に名前の表記が無いのが本当に悔やまれます。
日本語字幕の「一緒にやりたい」「同じチームだしな」「一緒にいたい」。
これだけ見ると会話をしているように見えるんですけど、これを発言したのは全部ダニエルです。
会話をしているように感じるの、「同じチームだしな」のせいなんですけど、これ普通に翻訳したら「チームだから」になるんです。一方的にダニエルが甘えてるだけ。そしてだんまりのウィジュ。
全く目を合わせようとしないウィジュ。お前が連れ込んだんだろ。
苦笑いをしながら適当なこと言って勝手に出ていくウィジュ。お前が連れ込んだんだろ！！！！！
キキララ解散しちゃうの～～～！？！！？やだよ～～～！！！！
セオンはキキララの間に座るな。
やっぱりこの投票というもの、中学三年生の男の子に経験させていいものではない。このプログラムが青少年の心の成長を見込めるって本当に思ってる？ぶっ壊れる子がでてきたらそこまで面倒見れる？心がぶっ壊れた子がいなかったからこうやって全てが残ってるんでしょうけど…ね！
投票されたものは開票される。当たり前の世界。それがどんなに残酷なものであろうとも。
ここに不安を抱えていない人間なんていない。数時間前まで楽しくパフォーマンスしてたのに、ここにはもう仲間になるかもしれなかった同年代の男子に殺されるかもという感情に飲み込まれているただの16人の男の子しかいない。
そして順番に名前を呼ばれていく、ソヌ、ソンチョル。
みんなもう無理なの。いろんな理由があっただろうに。
パフォーマンス力、ビジュアル、雰囲気、この2時間でのコミュ力、頼りになるか、一緒にデビューしたときにやっていけそうか。16人全員が違う考えで選んだ結果がこうだっただけ。
ソヌとソンチョル、同い年なんですよね。2003年生まれはこの二人だけ。セオンがパントリーにやってきたとき、ソヌソンチョル二人でもぐもぐしてるシーンがあって、とてもかわいい。（語彙力が死んだおたく）
3番目に名前を呼ばれたのが、タキ。
逆にタキが呼ばれないと思って？運営が悪い。運営も4人グラウンドに落とすべき。
グラウンドに落ちたあと、みんなが「ニキはお前を落としたのに！」ってタキがニキに会いたいって言うのに対してめちゃ文句言うシーンがあるんですけど、じゃあどうしてニキがタキに投票したことをみんなが知っていたのか。
その回答がおそらくここ。階段に座ってタキに「グラウンドに言って、アイランドに戻ってくる努力をしたほうがもっと伸びる」発言をしてるところ。ニキは事前にタキに投票することを伝えていたんじゃないかな～と。ニキ……俺たちは…お前を疑って…本当にごめん…
もう大体の予想はつくでしょ？ここまで誰がフォーカスされてた？もうやめよう？急にアップにされるウィジュ、そして甘えるダニエルのカット。やめろ！！！！！
ダニエルに投票したウィジュの理由、ちょっと恐怖すら感じる。他の子とも練習したかったから？ダニエルとも他の子とも練習すればいいだろ。なんでだよ～～～～でもなんかそういうの、普通にボーイズのラブで見たことあるやつだから本当に嫌だ。
4番目に呼ばれた名前、ウィジュ。
うっっっっそだろ！？！？！？？！？！？
本当にダニエルが落ちると思ってた。この二人だけマジで台本があるのでは？そのライターにあんさんぶるスターズのイベントシナリオ書かせろ。絶対爆弾を生んでくれる。
ウィジュに抱き着くダニエル。ダニエルの話を聞こうとも、迎え入れようともせず、目も合わせないウィジュ。そしてつぶやく「ごめん」。
濃…厚…ッッッッ
私が国語の教師だったら、この時のウィジュの心境を答えなさいで設問してる。同人誌みたいだな…
はいはい！お別れよ～～～！！！
グラウンドに到着した4人。施設を見学して、なにもない！って騒ぐタキ。本当だね、なんにも無いね。ワイトもそう思います。
結局、『アイランド』というやべー施設を見てしまった4人は『あそこに帰っていいオーディション生活を送りたい』という邪な気持ちが生まれるし、逆に見てない子たちは『羨ましい』と思ってしまうし、悪いハングリー精神を生むために12人に絞らないままアイランドに移動させたんだろうなって思いました。本当に性格が悪いよ。
入場テスト後、2時間共に過ごしたのはアンランド側もグラウンド側も同じ。
ルールに従い4人を失った12人。
落ちてきた4人を受け入れるしかない7人。
そして現状唯一両側の現実を見てしまった4人。
ここからが本物の蟲毒よ～～～！！！
次回、初めてのテスト！出会いを表現したシグナルソング『Into the I-LAND』編に続く
