仙台1日目のハイジョと『高校生バンド』
THE IDOLM@STER SideM 3rdLIVE TOUR〜GLORIOUS ST@GE!〜 仙台公演お疲れさまでした！最高でしたね。
私は両日参加の旗Pです。♡Cupids!２回も聴けたし、HANAMARU LIFEでタオルぐるぐるできたし最高ハッピーでした。で、仙台1日目のハイジ ョについて、昔高校生バンドを応援していた身として心がざわざわしてしまったのでこの感想を書こうと思いました。
1日目のセトリ、夏来ソロ→旬ソロ→Sunset★Colorsで、からの数曲やり隼人ソロ。いや～～エモエモのエモだった…
まさかsideMの現場で生バンド演奏を見ると思いませんでした。だって大変だし。ダンスだけでもあゆむらせとかあんなに痩せたのに白井にドラムやらせたらどうなっちゃうんだよって、ラジオで楽しかったって発言してたみたいで安心しましたけど。
Sunset★Colorsなんですけど、その前のアニメ7話は開始10秒で泣いたんですね。そうこれ、って思いました。
高校生バンドの一番大切なところって制限だと思ってます。当たり前なんですけど、『高校生バンド』は『高校生』じゃないといけないんです。
話題性とか今後とか将来とか進路とか、そういういつ切れるか分からない存在が『高校生バンド』であり、メンバーの一人が卒業したらもう『高校生バンド』じゃないんです。
アニメ7話冒頭、新入生歓迎会。軽音部の秋山隼人、冬美旬、榊夏来。即滑る隼人を見て号泣しました。でもこの3人の凄いところは、よくある辛辣バンドアニメ出だしのように完全に滑ることなく盛況なまま終わるところなんですね。バンドなんてダサい、青春って言葉が安っぽいなんてことない。
で、プールですプール。プールのシーン。7話のプールを見て、私はアニメBECKを思い出しました。夜の学校のプールでしか話せない話が高校生にはあるんです。BECKはバンドものでハイジョと同じ高校生（中学生から描かれる）だけど方向性としてミュージシャンなので全然別です。でも繋がるものを感じてしまったんですね。良かったら観てください。
『高校生バンド』の在り方についての話に戻るんですけど、中学生の頃に本物の高校生バンドの応援していた時期がありました。バンド大会で好成績を残してメジャーデジュー、デビュー曲はゲームのCMに起用され、シングル、アルバムと順調に発売し映画にもバンドメンバー揃って出演しました。そしてたったの2年で解散したのです。
私は彼らの青臭い歌詞が大好きでした。中学生の頃って高校生がめちゃくちゃお兄さんお姉さんのように感じると思うんですけど、実際にはそんなに歳も変わらないし、でもそんな彼らのCDが聴けるというのはそれまで音楽は両親が車の中で掛けてくれるものだと思ってた私にとっては革命でした。
今思えば、彼らが解散した大きな理由には『高校生バンド』では無くなったからというものが大きな気がします。年齢から逆算すると、彼らが解散したのは二十歳になる年です。『高校生バンド』として書いていい歌詞、そして『二十歳のバンド』として書いていい歌詞、全然違うと思います。解散したとき、本当に寂しかった…
ハイジョの仙台生バンドを見たとき、『高校生バンド』がいると思いました。この日のために練習して、このステージに立った『高校生』がいました。全然記憶にないんですけど、隼人が春名にリズムをもらいに行ったときに？行ったよね？ンンンンってなりました。ちゃんと演奏してる一番の確信でした。春名が歌ってないのもそうだし。ドラムそんな歌えないもんね。
sideMって現状年齢は上がらないじゃないですか。それってハイジョともふもふえんが狂ってしまうからだと思うんですけど、ハイジョには出来るだけ長く高校生バンドを続けて欲しいと思いました。高校生バンドが、高校生バンドアイドルが歌える歌、作れる曲をできるだけ沢山生み出してからその先に進んで欲しいと思いました。
高校生に永遠は無いんです。卒業は別れだし、いつでも会える関係でも卒業してしまえばもう「先輩」じゃないんです。これはGJ部（アニメ観てくれ）の受け売りなんですけど、先輩は卒業したらただの『春名』『旬』『夏来』そして『隼人』になってしまうんです。四季は4人が高校生ではないただの『人』になるところを見なくてはいけない。それはプロデューサー、ファンも同じで、もし今後sideMに年齢が上がることがあれば、みんなが四季にならなくてはいけなんだなぁってぼんやり思いました。
High×Jokerは『元軽音部アイドル』です。厳密に言えば売り出し方は『高校生アイドル』では無いんですよね。知ってます。10話で浴びるほどそれは思いました。
それでも、仙台公演で見たのは『現役高校生アイドル』の5人の姿でした。
早く円盤が欲しいな～～～～～～！！！！！！明日出してくれ！！！！！！！！！！！
